生後9日目の張りとしこり
今回のご依頼は、退院してすぐのお母さん
母乳がたくさん出ているけれど、母乳があふれ出てくるとのこと
赤ちゃんがおっぱいを飲み切れていないせいか、おっぱいの張りとしこりがあって熱をもって辛いとのお電話
お母さんは二人目のお子さんの出産後
お姉ちゃんは日中保育園に行っています
ちょうど伺った頃に授乳となり、見せていただきました
確かによく出るおっぱいで、赤ちゃんはそれでも頑張って飲んでいますが分泌の方が良くてまだすべてを飲むのは難しそう
産後母乳が分泌してくると、エンドクリンコントロールの時期で、母乳を出すホルモンが頑張って働いているので赤ちゃんが飲む量にかかわらずたくさん母乳が作られます
おおよそ1か月くらいになると、赤ちゃんの飲まれる量に従って母乳が作られるようになり、需要と供給のバランスが取れてきます
おっぱいが張らなくなるのはそのせいです(だからおっぱいが張らなくなっても、母乳が出ていないわけではないのです)
今回のお母さんの場合は、母乳を頑張って作っている時期で、赤ちゃんが飲んでもまだまだ母乳が作られてしまっている様子
上のお子さんの時も母乳だけで授乳しており、もともと良く母乳が出ていたようです
触らせていただくと外側や内側、そして特に下の方に硬いしこりができています
乳腺炎になりそうなしこりではなく、母乳がたまってできているしこりです
ケアでは母乳をたくさん出してしまうと、また母乳が作られるのでなるべく母乳を出さないように、おっぱいのしこりを落ち着かせていきます
それでもお借りしたタオルは出した母乳でぐっしょり
ケアの後に触っていただくと、「全然違います♪」と
あとは授乳の時の姿勢を確認、体に負担のかからない授乳の仕方を知っていただきました
また授乳は片側ずつで良いこと、張りが辛い時の対応の仕方などについてご説明しました
お子さんが飲めるようになるのがどのくらいになるか分からず、まだしばらくこの張りが続くかもしれないので、翌日以降も症状に応じてご相談していただくことにしました
飲めるようになると、ぐんぐん体重が増えていきそうです!!
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