赤ちゃんの湿疹とアレルギー
1ヶ月健診前後のお子さんのところに伺うと、多く伺うのが湿疹のこと
以前にも書きましたが、赤ちゃんの湿疹の原因は1ヶ月健診前後に脂分の分泌が盛んにおこなわれるため
これをしっかり洗って保湿をすることで湿疹はかなり防げます
ただ、沐浴指導で行われるのは今でもインバス沐浴
いわゆる、ベビーバスに赤ちゃんをつけながら赤ちゃんを洗う方法
片手で不安定に支えながら洗うことは、かなりの技術を要します💦
この方法で洗うと、落とさないことに一生懸命になって本来の「きれいにする」ということがどうしてもしづらくなってしまいます
そして赤ちゃんの皮膚はとてもデリケート
ガーゼハンカチを使って洗ったり、こすったりすることで刺激になってしまいます
この時期にインバス沐浴+ガーゼハンカチでの沐浴を行うことで、湿疹がひどくなってしまうことがあります
湿疹のでかたは赤ちゃん一人ひとり違うので、あまりひどくならない子もいればかわいそうなくらいになってしまう子もいます
お母さんはそれを見て、「自分の洗い方やせっけんの選び方が悪いせいだ」と思ってしまいがち
でも肌に優しいお風呂の入れ方をすれば、お肌が良くなっていく子も多いです♪
湿疹ができるとアレルギーの原因になります
現在では食物アレルギーの原因が口から摂取することの他に、皮膚のバリア機能が落ちてそこからアレルゲンが入ってくることで引き起こされることが分かってきました
もちろん遺伝によるものもあるかもしれませんが、皮膚トラブルのあるままに離乳食を始めることで食物アレルギーが引き起こされることがあるのです!!
こういうことは良くあるのではないかと思いますが、離乳食を始める前には必ず皮膚トラブルをよくしておくことが必須です
アレルギーを引き起こさないためにも、産まれたばかりの頃からの沐浴がとても大切です♡
あわあわの優しい沐浴で、つるつるのお肌を保ってあげましょうね(^^♪
沐浴のこと、補完食(離乳食)のことについてのご相談を承ります
お家へ伺って、もしくは月寒中央のもんめでお話しができます
困っていることなどありましたら、電話やメールでお気軽にご相談くださいね
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