キズの痛みと授乳
今回は乳首にキズができてしまった方からのご連絡
産後2週間経ったお母さん
入院中から両方の乳首にキズができて痛いけど、頑張って飲ませていました
でもキズから液が出ており、このまま飲ませて良いのか不安になったとのこと
スマホで調べてみると、「痛くても我慢して吸わせなくてはならない」と書いてあったそうで、痛いけど頑張って吸わせていたようです
見せていただくと、深くて大きいキズが両方の乳首に
片方はお休みをしていましたが、もう片方は吸わせていました。だけどあまりの痛さに吸われるのが恐怖にすらなっていました
赤ちゃんのお口がしっかり乳頭をふくめていないことが原因だったのでしょう
このままだと感染する可能性もあったので、お薬(軟膏)を使ってお休みすることにしました
お薬は病院で処方してもらい、数日授乳はお休みして搾乳をしてもらいました
数日後、キズはだいぶ改善していました
でも飲ませるとキズになってしまうのでは…お母さんには痛みへの恐怖があります
しばらくの間、乳頭保護器を使用することにしました
使用してもらう間にキズへの負担を減らし、お母さんの恐怖をやわらげていって、その後キズのできない飲み方をお母さんと赤ちゃんにお伝えすることに
キズが出来ても、痛くても、慣れるまで、乳首が強くなるまで仕方がないことだと考えているお母さんが多いように思います
授乳はお母さんと赤ちゃんにとって心地良いことであるべきで、過度の痛みや傷は飲み方の見直しをする必要があります
授乳が痛い、キズができてしまったなど、授乳にかかわる悩みをお受けします
お申し込みはお電話かメール、ホームページ上のお問い合わせページからでもできます
ご相談だけでもお気軽にどうぞ
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