乳首の痛み~カンジダ
先日いただいたご相談
もともと乳頭保護器をつけて授乳をしていたお母さん
最近は乳頭保護器をはずして授乳できるようになりましたが、数日前から乳首に激痛を感じるようになりました
傷はありません、授乳をしていないときも痛みがあって、赤ちゃんの飲み方を変えても痛みは良くなりません
乳輪の皮膚は赤くなっており、何となく湿疹のようなものもできています
そしてお子さんの陰部にかぶれのような様子があり、舌の表面には白いものが付いています
さて痛みの原因は何でしょう?
小児科へ受診して、赤ちゃんはカンジダだと診断されました
カンジダ・アルビカンスに感染することでカンジダになりますが、お子さんが先に感染すると「鵞口瘡」と呼ばれます、お母さんが先に感染することもあります
どちらかがなると、母乳で授乳している場合は二人とも感染してしまうことがあります
どちらも症状がある場合は、二人とも治療しなければなりません
今回のご相談のお母さんは、おそらくお子さんの鵞口瘡からお母さんへカンジダが感染してしまったものと考えられます
病院でお母さんとお子さんの両方の治療をすることとなりました
カンジダのお母さんの痛みは比較的につらく、ひりひりしたり、刺すような痛み、かゆみも少し伴うこともありますが、何もしなくても痛いので苦痛です
お子さんの口の中(舌の上や頬の内側)が白い、陰部の湿疹がある、場合によっては痛みのため授乳を嫌がることがあります
もし乳首の痛みが授乳していないときにもあって、赤ちゃん側の症状がみられる場合はカンジダを疑ってみるのも良いかもしれません
いろいろな授乳のお困りごとがありますよね
「これでいいのかな?」と考えることがあったらご相談くださいね
現在は電話・オンライン・ご訪問でもご相談を承っています
月寒中央にある「もんめ」でもご相談を承ります
ちょっとしたことでもお話しするとすっきりできるかも♥
下のお問合せページよりご相談くださいね、お電話でも承ります
0コメント